8b152c6e1fa346c68c9e108853c12c78 調理師の転職体験談:年収や労働時間の実態 | KOTAらいふ
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調理師の転職体験談:年収や労働時間の実態

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はじめに

調理師として転職を考えている方へ。飲食業界はやりがいのある仕事ですが、労働環境や年収、残業時間などの実態を知ることが重要です。特に、調理師の転職は成功すればキャリアアップにつながりますが、ブラック企業に入ってしまうリスクもあります。

本記事では、実際の調理師転職体験談をもとに、転職成功例や失敗談、年収の変遷、給料相場、店舗責任者の収入、独立開業を視野に入れたキャリアパスなどを詳しく解説します。調理師の仕事はきつい部分もありますが、適切な職場選びをすれば働きやすい環境もあります。

飲食店での経験を活かした転職や、より良い条件の職場を見つけるためのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  • 年収と給料相場
    • 転職での収入変化や賞与の実態
  • 労働環境と残業時間
    • 業態ごとの勤務時間や休日の違い
  • 転職の成功例と失敗例
    • キャリアアップとブラック企業の違い
  • 独立開業やキャリアパス
    • 店舗責任者や独立のポイント

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Aレストラン(会社経営):最初の就職

10代:見習い時代

  • 年収:100万円以下
  • 賞与:年2回
  • 休日:週1回以下
  • 労働時間:10:00~23:00(休憩2時間)
  • 仕事内容:雑用・仕込み・掃除・追い回し

20代:キッチン責任者

  • 年収:200万円以下
  • 賞与:年2回
  • 休日:週1回以下
  • 仕事内容:キッチン責任者としての調理業務全般

このレストランは 10店舗以上を経営する企業 で、世間の休日(土日祝・年末年始・GW・お盆)が特に忙しい職場でした。企業経営のため、調理師仲間も多く、学ぶ環境としては良かったですが、休日の少なさや、長時間労働の厳しさはありました。


Bレストラン(個人経営):転職1回目

  • 年収:420万円
  • 賞与:年2回
  • 休日:週1回、年末年始休暇あり
  • 労働時間:10:00~23:00(休憩2時間)
  • 仕事内容:厨房責任者、仕入れ、メニュー開発、衛生管理、計数管理

個人経営のレストランで、オーナーの誘いを受けて働きました。バブル時代の恩恵もあり、年収はA店時代より大幅にアップ。ただし 労働環境はA店とほぼ同じ で、体力的にはハードでした。キッチンを一人で担当し、 定休日以外は休めない状況 だったため、プレッシャーも大きかったですが、 15年間勤めたやりがいのある職場 でした。


Cカフェレストラン(会社経営):転職2回目

  • 年収:380万円
  • 賞与:なし
  • 休日:隔週2日
  • 最高月給:33万円
  • 仕事内容:調理長兼店舗責任者、メニュー開発、売上管理、採用・教育
  • 労働時間:12時間(欠員時は16時間)

カフェ業態は 朝8:00~深夜2:00までの営業 で、社員の労働時間が非常に長かったです。入社時は賞与があると言われていましたが、結局 2年目から賞与自体が廃止 されました。仕事量が増え、体を壊して5年で退職しました。


D集団給食(小中規模):転職3回目

  • 年収:250万円
  • 賞与:あり
  • 休日:完全週休二日制
  • 最高月給:23万円
  • 仕事内容:業態責任者、メニュー開発、店舗業務全般、採用・教育

Cのカフェで体調を崩したため、 労働時間の短い職場 を求めて転職。ただし、 手取りが15万円 と低く、生活が厳しくなり、最終的に退職しました。


E居酒屋(個人経営):転職4回目

  • 年収:300万円
  • 賞与:なし
  • 休日:週1回
  • 仕事内容:店長、店舗運営全般

経営者のパワハラがひどく、 ブラック企業だったため2ヶ月で退職


F大規模集団給食:転職5回目

  • 年収:350万円
  • 賞与:年2回
  • 休日:完全週休二日制、年末年始・GW・お盆休暇あり
  • 仕事内容:施設長候補、献立考案、仕込み、施設運営
  • 労働時間:6:00~17:00(残業あり)

ここでは 毎日1000食以上の昼食を提供 する大規模な食堂運営を担当。人手は多かったものの、 労働時間が長く、試用期間終了後に契約更新されず に退職。


G居酒屋(会社経営):転職6回目

  • 年収:450万円
  • 賞与:年2回+インセンティブ
  • 休日:月8回、夏季・冬季休暇あり
  • 仕事内容:店舗調理長、キッチン業務全般、計数管理、人材育成

全国展開する企業の居酒屋で、 給与・福利厚生・労働環境が最も良い職場 でした。定年まで働くつもりでしたが、 大病を患い退職 しました。


まとめ:転職成功のポイント

  • 企業の売上規模が大きいほど、待遇も良く労働環境も整っている
  • 調理師の転職は若いほど有利。体が資本なので無理しないこと

以上、私の 調理正社員としての転職体験談 でした。これから転職を考えている方の参考になれば幸いです。

  • Aレストラン(会社経営)
  • Bレストラン(個人経営)
  • Cカフェレストラン(会社経営)
  • D集団給食(小中規模)
  • E居酒屋(個人経営)
  • F大規模集団給食
  • G居酒屋(会社経営)

それぞれの業態や労働環境、年収の違いについて詳しく解説していきます。

Aレストラン(会社経営):最初の就職

10代:見習い時代

  • 年収:100万円以下
  • 賞与:年2回
  • 休日:週1回以下
  • 労働時間:10:00~23:00(休憩2時間)
  • 仕事内容:雑用・仕込み・掃除・追い回し


20代:キッチン責任者

  • 年収:200万円以下
  • 賞与:年2回
  • 休日:週1回以下
  • 仕事内容:キッチン責任者としての調理業務全般

このレストランは 10店舗以上を経営する企業 で、世間の休日(土日祝・年末年始・GW・お盆)が特に忙しい職場でした。企業経営のため、調理師仲間も多く、学ぶ環境としては良かったですが、休日の少なさや、長時間労働の厳しさはありました。

見習い時代の詳しい話はこちら

会社組織なので世代は違いますが調理師も大勢いましたので色々相談することもできて良かったです
たまにある休みも繁忙期を避けた平日休みなので日曜日が休みの友人とは遊べなかったのが辛かったです。
でも道や観光地も空いていて時間を有効に使えたところがメリットです。あと午後に2時間休憩があるので
役所や病院、銀行などに行くことも出来たので休日が少なくても苦になりませんでした。

B レストラン(個人経営):転職1回目

(20代

  • 年収:420万円
  • 賞与:年2回
  • 休日:週1回、年末年始休暇あり
  • 労働時間:10:00~23:00(休憩2時間)
  • 仕事内容:厨房責任者、仕入れ、メニュー開発、衛生管理、計数管理

個人経営のレストランで、オーナーの誘いを受けて働きました。バブル時代の恩恵もあり、年収はA店時代より大幅にアップ。ただし 労働環境はA店とほぼ同じ で、体力的にはハードでした。キッチンを一人で担当し、 定休日以外は休めない状況 だったため、プレッシャーも大きかったですが、 15年間勤めたやりがいのある職場 でした。

個人経営のお店でオーナーに誘われて働きましたバブルの恩恵もありましたので年齢の割には給料は高かったと思います。
ここもA店とほぼ労働環境は同じですが一人でキッチンを受け持っていたので病気でも定休日以外は休めない、ランチメニューやおすすめの考案などプレッシャーは大きかったですが同時にやり甲斐もあり15年間勤めました。

キッチンにエアコンがなかったので夏の鉄板の前は気温が40°Cを超えるのでなにしろ暑かったです
オープンキッチンなので対策にも限界があり耐えるしかありませんでした

Cカフェレストラン(会社経営):転職2回目

  • 年収:380万円
  • 賞与:なし
  • 休日:隔週2日
  • 最高月給:33万円
  • 仕事内容:調理長兼店舗責任者、メニュー開発、売上管理、採用・教育
  • 労働時間:12時間(欠員時は16時間)
カフェ業態は 朝8:00~深夜2:00までの営業 で、社員の労働時間が非常に長かったです。入社時は賞与があると言われていましたが、結局 2年目から賞与自体が廃止 されました。仕事量が増え、体を壊して5年で退職しました。
カフェなので1日中お客様が途切れることなく来店し週末は深夜までカップルで賑わうお店でした。
賞与は面接時あると言われていましたが入社1年目は資格が無くて2年目から賞与自体が無くなってしまいました。
肩書きが増えて仕事量が膨大になり体を壊して5年で退職しました。

    

D集団給食(小中規模):転職3回目

  • 年収:250万円
  • 賞与:あり
  • 休日:完全週休二日制
  • 最高月給:23万円
  • 仕事内容:業態責任者、メニュー開発、店舗業務全般、採用・教育

Cのカフェで体調を崩したため、 労働時間の短い職場 を求めて転職。ただし、 手取りが15万円 と低く、生活が厳しくなり、最終的に退職しました。

ここで大量調理のノウハウや刻み食、流動食、減塩食などの特別食を学びました。
ただ給料が総支給で20万円しか無く手取りにすると15万ちょっと妻帯者には厳しい給料でしたので
社長と掛け合い手取りで20万円はほしいと直訴したら社員食堂3店舗のマネジメントの仕事を与えられ店舗巡回の移動時間や自宅に持ち帰っての事務作業が増え結果的に拘束時間が長くなってしまったので3年で退職しました。

 

E居酒屋(個人経営):転職4回目

  • 年収:300万円
  • 賞与:なし
  • 休日:週1回
  • 仕事内容:店長、店舗運営全般
経営者のパワハラがひどく、 ブラック企業だったため2ヶ月で退職 。

F大規模集団給食:転職5回目

  • 年収:350万円
  • 賞与:年2回
  • 休日:完全週休二日制、年末年始・GW・お盆休暇あり
  • 仕事内容:施設長候補、献立考案、仕込み、施設運営
  • 労働時間:6:00~17:00(残業あり)

ここでは 毎日1000食以上の昼食を提供 する大規模な食堂運営を担当。人手は多かったものの、 労働時間が長く、試用期間終了後に契約更新されず に退職。

厨房内にある大型プレハブ冷蔵庫から台車を使って大量の食材を運ぶなどもはや超肉体労働でした
お米毎日80キロ、鶏肉24キロ玉ねぎ25キロキャベツ20個などなど

試用期間が終わる4ヶ月後40人の女性の賛同が得られなかったとの事で採用見送りになり退職しました。

G居酒屋(全国展開している上場企業):転職6回目

  • 年収:450万円
  • 賞与:年2回+インセンティブ
  • 休日:月8回、夏季・冬季休暇あり
  • 仕事内容:店舗調理長、キッチン業務全般、計数管理、人材育成

全国展開する企業の居酒屋で、 給与・福利厚生・労働環境が最も良い職場 でした。シフトによっては 連休や短時間勤務も可能 でしたが、 忘年会シーズンは非常に忙しく なります。定年まで働くつもりでしたが、 大病を患い退職 しました。

会社がしっかりしているので私は気持ちよく働いていましたが不満を漏らす社員も一定数存在していました。経験した職場では一番ホワイトだと私は思います。
居酒屋なので週末金土曜日の夜と忘年会シーズンの12月だけは忙しさがハンパなかったですが売上規模も自分の勤めて来たどの飲食店よりも大きく金額も5倍から10倍あったのでやりきった達成感も大きかったです。定年まで働くつもりでしたが大病をして止むなく退職しました。

飲食業界の恋愛事情

調理師は長時間勤務のため、 職場恋愛が主流 です。店長とアルバイトのカップルも多く、結婚に至るケースもよく見られます。

  

まとめ:転職成功のポイント

  • 企業の売上規模が大きいほど、待遇も良く労働環境も整っている
  • 大企業のほうが安定しており、労働時間も管理されている
  • ブラック企業だと気づいたらすぐに辞めるのが正解
  • 調理師の転職は、若いほど有利。体が資本なので無理しないこと

以上、私の 調理正社員としての転職体験談 でした。これから転職を考えている方の参考になれば幸いです。